第一回セルフビルド塾 その1
2010年07月18日

講師の福井朝登先生
7月18日(日)に、第一回セルフビルド塾を開催しました!
このセルフビルド塾は、風結いの下屋(※1)づくりとして
12月5日まで二回の合宿をはさんで、全8回を予定しており、
その第一回目となる今回は「基礎づくり」を行いました。
※1・・・下屋(げや)とは、母屋(おもや)から差し出して作られた屋根。
また、その下の空間。さしかけ。さしかけ屋根。【三省堂 大辞林より】

ここ高島では数日前まで土砂降りの雨が続いており、週間天気予報でも微妙な予報で
梅雨明けがいつになるのか内心めちゃくちゃ心配していましたが、
当日はびっくりするくらいの晴天で、本当にうれしかったです!
奈良や大阪、福井など県外からの参加者のほか、結びめメンバーである澤村さんの
来年度の新入社員の方々や、なんと海外から(笑?)もご参加いただきました!
ちなみにこのセルフビルド塾は毎回定員が10名ということもあり、
第一回目もすぐ定員に達してしまったのですが、その後もたくさんの方から
「セルフビルド塾に参加したい」というご連絡をいただき、
セルフビルドに対する世間の関心の高さにびっくりさせられました。
第二回目以降も、もしかすると若干ですが空きができるかもしれませんので
興味のある方はメールか電話でお問合わせくださいね。

さて、第一回目の内容は「木の伐採と丸太の皮むき」「水盛り遣り方」「基礎石据え」
という三つの工程だったのですが、講師の福井朝登先生が
「基礎ができれば、半分は出来たようなもの」と言われるくらい、
本当に大変な作業の連続でした(汗)。





まず、近くの森から木を伐採させていただくことからはじまりました。
木をのこぎりで一本一本伐って、みんなで担いで運び出すだけでも
すごく体力(腕力)のいる、常に危険と隣り合わせの仕事です。


またその木を倒す方向がすごく重要で、
人のいる方向に倒さないことはもちろんですが
ちゃんと確認していても、伐り倒した木が別の木にひっかかったりして
思うように倒れてくれなかったり、本当に大変な作業でした。




『木を伐る』という、言葉にするとたった四文字で
写真や文章ではこれっぽっちも伝わらないのかも知れませんが
参加者の皆さんには、その難しさと大変さを、十分に
実感していただいたのではないかと思います。







伐採した木を風結いの前まで運ぶだけで午前中は終わり、
その後、みんなでお弁当を食べてひと休み。

あっという間に、みんなうち解けています。
午後からは、やり方工事と基礎工事です!
→→→続く

結びめヘルメット作りました!
Posted by 結びめ at 17:00│Comments(0)
│セルフビルド塾2010