めざせ家造り!!セルフビルド塾
2010年06月30日


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家を建てるのは大工さんだけの仕事と思っていませんか?
自分で家を建てるには熟練した職人の技が必要だと思っていませんか?
自分で家を建てることなんて無理!と思っていませんか?
本当は自分で家を建てるということは、もっと身近なことなのです。
ちょっとくらい歪んでもいい。
ちょっとくらい隙間があってもいい。
雨、風がしのげるシェルターでいいのです。
田舎暮らしの中で家づくりに関わるなんて、
すごく素敵なことだと思いませんか?
昔は、家の修理や簡単な小屋は自分で作っていたそうです。
今回は、おくどさんや流しのスペースとなる
“小さな増築(下屋づくり)”を通じて
セルフビルドの基本を学んでみましょう!
(セルフビルド塾テキストより引用)
◆講 師:福井 朝登さん(一級建築士)
◆場 所:山里暮らし交房 風結い〈かざゆい〉
(〒520-1204 滋賀県高島市安曇川町中野795-3)
◆日 程:
◎第一回 7月18日(日)9:00~17:00
「基礎づくり~山から頂いた木の声を聴きながら~」
・木の伐採と丸太の皮むき ・水盛り遣り方 ・基礎石据え
◎第二回 8月22日(日)9:00~17:00
「描いて、刻んで、塗装する~木の向う側にあるもの~」
・墨付け ・手刻み ・塗装
◎第三回・第四回 9月11日(土)・12日(日)9:00~17:00
「描いて、刻んで、塗装する~木の向う側にあるもの~」
・墨付け ・手刻み ・塗装
・建て方(上棟式) ・土練り(土練り用プール作り)
◎第五回・第六回 10月23日(土)・24日(日)9:00~17:00(予定)
「建て方~棟上げに胸ふくらませて~」
・建て方(上棟式) ・土練り(土練り用プール作り)
「キル・ワル・アム・ヌル~竹と土と戯れる~」
・竹切り(真竹30本) 竹小舞(割る、編む) 荒壁塗り
◎第七回 11月21日(日)9:00~17:00(予定)
「山里になじむ建物のすがた~下屋完成~」
・裏返し ・中塗り ・打ち上げ
◎第八回 12月5日(日)9:00~17:00(予定)
「たたく!たたく!そして、たたく!~土間づくり~」
・土間(たたき)
◆定 員:10名
◆参加費:一回3,000円(テキスト・保険代含む)
合宿時宿泊料:9,000円(施設利用料・夕食・朝食・布団代含む)
・参加申し込み後の返金はいたしません。
・前日のキャンセルは応じられません。
◆注意事項:
※下記、お読みいただいて納得されてからお申し込み下さい。
(1)参加が確定した後、持ち物やアクセスなどの詳細については、
メールで連絡します。
(2)天候により日程や時間の変更があります。その際はメールで連絡します。
(3)万一、事故が起きて怪我などをされた場合は保険の範囲内での保証となります。
(4)建築の技術やノウハウ全てを学べる塾ではありません。
■お申込・お問合せ:
下記連絡先まで、電話・FAX・E-mailにてお申込下さい。
結びめ(旧 木湖里ねっと)
電 話:090-5014-1600(西川まで)
※9:00~18:00でお願いします
F A X:0740-36-1661
メール:info@musubime.tv
〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108-3
山里でちまきづくりを体験しよう!その2
2010年06月27日

6月27日(日)「山里暮らし交房 風結い」にて、
「山里でちまきづくりを体験しよう!」イベントを開催しました!
愛知県、大阪府、京都府、岐阜県などの遠くの方から、
滋賀県の琵琶湖の向こうや、高島市内の方、お隣さんまで、
50名以上のたくさんの参加者さんが集まって下さいました!
「ちまき」の詳しい作り方はこちらをご覧ください
地域のお母さんに教わりながら、
まずはもち米の米粉を熱湯で捏ね、丸めて、形をつくります。
お餅の用意ができたら、熊笹で包みます。
4米の葉っぱを使ってきれいに包み、イグサを巻いてとめます。
地域のお母さん達は手早く美しく、しっかりと包んでいくけれど、
初めてだと、きれいに包むのはとても大変!
見栄えもデコボコで、すぐにほどけてしまい、
包み直さなければいけない物もたくさんありました
この日はNHK大津放送局さんが、取材に来て下さいました!
放送は6月30日(水)18:30~と7月5日(月)11:30~です。
良かったらご覧ください
包み終わったちまきは10本づつ束ね、
熱湯で10分ほど茹でます。
お湯をしっかりきり、少し冷めたら完成です!
ちまきづくりが終わったら、お待ちかねのお昼ごはんです
地域のお母さん達お手製の伝統料理が、所狭しと並びました!
地域の食材を使い、愛情込めて作られたお料理はどれも大人気でした。
お昼ごはんの後、参加者さんおひとりおひとりに感想をお聞きし、
わたしたち「結びめ」の紹介もさせていただきました。
たくさんの方のご協力の中で「ちまきづくりを体験しよう!」を
無事終了することができました。
ちまきの作り方を教えて下さり、たくさんのお料理を用意して下さった、
地域のお母さんたち、本当にありがとうございました。
そして何より、このイベントに来てくださった参加者の皆さん、
ありがとうございます!
まだまだ未熟な「結びめ」ですが、
地域とつながる未来の暮らしを作るために頑張っていきます。
今後とも、ご協力よろしくお願いします~
山里でちまきづくりを体験しよう!その1
2010年06月26日

2010年6月26日(土)から27日(日)の二日間、
「風結い」でちまきづくり体験を開催しました!
昔からこの地域では田植えが済んだお祝いに沢山のちまきを作り、
田植えの労をねぎらったのだそうです。
昔は、ひとりで寝る間を惜しみ、5升、7升、という大量のもち米で
ちまきを作られていました。
今年もそんなエネルギッシュな中野のお母さんたちに、
昔ながらの四季の恵みのいただき方を教わりました。
去年の模様はこちら!

草の根ハウス
26日の朝から「じっくり楽しむ宿泊コース」には
滋賀県の大津や草津や、京都、大阪、遠くは愛知県からお子さんを入れて8名の方に
来ていただきました!
朝10時30分ごろ、草の根ハウスを出発です!

地元のお母さんに案内してもらって、クマザサの生える山へ。
明日ちまきを巻くのに使う、出来るだけ綺麗なクマザサを2500枚近く採りに行きます!
地元のお母さんやスタッフを入れても15名程度。
この雨の中、単純計算でも一人150枚以上は採らなければいけません!
果たして、そんなにたくさん採れるのか??








皆さん、笑顔が本当にステキです!
大人がすっぽりと隠れてしまうように生い茂るクマザサの中を、
無心になって採ってくださいました!


後から地元のお母さんに聞いた話ですが、
あの程度の雨が降っていてくれて、すごくラッキーだったそうです。
どしゃぶりだとどうにもなりませんが、晴れていたら、
風も通らないからムシムシとして暑いし、
絶好(!?)のクマザサ採り日和だったのかも。

クマザサ

イグサ採り
皆さんの頑張りのお陰で、お昼までには何とかクマザサ取りも終わって
続いて、27日のお昼のオカズ用にワラビ採りをした後、イグサ採りへ。




その後、みんなで「風結い」に帰って、お弁当を食べたら、クマザサのお掃除です。
更に綺麗なものにより分けて、50枚ずつ束ねていきます。
それを一枚一枚、丁寧に水洗いして、枯れないように水に浸しておきます。
これで、明日の準備は完了。



それから、みんなで田んぼの草取りをして、気がついたら、あっという間に夕方。
もう、みんな本当にへとへとかと思いきや、スタッフが驚くくらい皆さんエネルギッシュ!
この日は、宿泊していただいた参加者の皆さんに
てんぷらとニュウ麺を作っていただきました。
更にサプライズゲストで、地元で無農薬のお野菜を作っておられるシェフの方から
ほうれん草のキッシュや、本場仕込みのタイ料理、
シェフ・オリジナルの採れたてゼンマイのお料理などたくさんの差し入れをいただき
めちゃくちゃ豪華な食事になりました!
どのお料理も本当に美味しかったです。ごちそうさまでした!!!
あー、また食べたい(笑)。

来月二歳になるという娘さんも、風結いの中を元気に走り回って楽しんでくれていました。
PS.
滋賀県ではNHKさんで、6月30日の夕方6時30分から
27日のちまき作りの模様や風結いの紹介などしていただける予定です!
7月5日(月)朝11時30分頃には、関西一円で放送していただけるそうです!
是非、チェックしてみてください!
PPS.

前回の記事に登場したシュレーゲルアオガエルは白目が金色で
モリアオガエルは白目が赤色とうことでしたが、
この写真を見る限り、下の大きなカエルの目は赤いですよね?
もしかして、これはモリアオガエル??
写真には収められなかったのですが、
田んぼのすぐ隣の杉の木の、高い所に泡状の卵があったので、
もしかすると、もしかするのかもしれません。
いそわさん、どうでしょうか?やっぱり違うのでしょうか?
ここは本当に山の中で、
周りに森はあるけど田んぼはほとんどないような場所なので
昔から名前だけは知ってるモリアオガエルであってほしいなぁ、
という、個人的な希望的観測なのですが。
緊急事態発生!
2010年06月19日

こんな感じに、雑草さんが生えています。

アップしてみるとこんな感じ。
こんなのが、無数に生えていました・・。
どうやらチェーンを引く回数が少なかった模様です。
という訳で、天気予報で来週はずっと雨のようだったので
休日返上で草取りに行ってきました!
しかもあの草取りチェーン君では、すでに間に合わないそうなので
完全に手作業です。人力です。

この日は一人で作業をしていたのですが
夕方の4時までほとんど雨に降られることもなく
その代わり、ずっと腰を曲げて泥を掻きまわしていたので
その時間には体力の方も限界に達し、へとへと状態でした。
ぼくは、見た目は割と細めなのですが
体力にはそれなりに自身があります。
中学、高校とバスケットをしていて、
長距離走とか学年でも5本の指に入るくらいだったし
今も毎日お風呂場でスクワットを必ずやってるし
そこそこいけると思っていましたが
案の定、そこそこでした苦笑。
機械のない時代には代掻きから田植え、草取り、稲刈りまで
一人で一反くらいはしていたそうです。
しかし、この結びめで作っているのは、
だいたいその3分の1くらいの大きさ。
一町(10反)とか、家族総出でやっても
本当に、気の遠くなるような仕事ですよね・・。
でもその分、お米のありがたみやおしいしさが
本当に身にしみるだろうなぁと作業をやっていて思いました。
30歳を過ぎるまで、
こんな大切なことを知らなかったというのが恥ずかしい。
自分の子供が、もう少し大きくなったら
早いうちからこういうことをいっしょに経験させたいと思います。
「一日曇り空」という天候にも恵まれ
雨に降られることもなく作業出来たのは良かったです。
ただし、草との格闘は8月くらいまでは続きそうですので
体力に自信がある方も、ない方も手伝いに来ていただけると
めちゃくちゃ助かります!
ボランティア作業になりますが、
その日からお米がさらに美味しく食べられますよ!
我こそは!という方は是非、コメントください笑。
はらだ拝
〈オマケ〉

なんだこれ?

こんな「泡」が、田んぼの周りにいっぱいついてます。

答えは、このカエルの卵でした。
モリアオガエルかな?知ってる人がいたら教えてください<(_ _)>。