山里でちまきづくりを体験しよう!その1
2010年06月26日

2010年6月26日(土)から27日(日)の二日間、
「風結い」でちまきづくり体験を開催しました!
昔からこの地域では田植えが済んだお祝いに沢山のちまきを作り、
田植えの労をねぎらったのだそうです。
昔は、ひとりで寝る間を惜しみ、5升、7升、という大量のもち米で
ちまきを作られていました。
今年もそんなエネルギッシュな中野のお母さんたちに、
昔ながらの四季の恵みのいただき方を教わりました。
去年の模様はこちら!

草の根ハウス
26日の朝から「じっくり楽しむ宿泊コース」には
滋賀県の大津や草津や、京都、大阪、遠くは愛知県からお子さんを入れて8名の方に
来ていただきました!
朝10時30分ごろ、草の根ハウスを出発です!

地元のお母さんに案内してもらって、クマザサの生える山へ。
明日ちまきを巻くのに使う、出来るだけ綺麗なクマザサを2500枚近く採りに行きます!
地元のお母さんやスタッフを入れても15名程度。
この雨の中、単純計算でも一人150枚以上は採らなければいけません!
果たして、そんなにたくさん採れるのか??








皆さん、笑顔が本当にステキです!
大人がすっぽりと隠れてしまうように生い茂るクマザサの中を、
無心になって採ってくださいました!


後から地元のお母さんに聞いた話ですが、
あの程度の雨が降っていてくれて、すごくラッキーだったそうです。
どしゃぶりだとどうにもなりませんが、晴れていたら、
風も通らないからムシムシとして暑いし、
絶好(!?)のクマザサ採り日和だったのかも。

クマザサ

イグサ採り
皆さんの頑張りのお陰で、お昼までには何とかクマザサ取りも終わって
続いて、27日のお昼のオカズ用にワラビ採りをした後、イグサ採りへ。




その後、みんなで「風結い」に帰って、お弁当を食べたら、クマザサのお掃除です。
更に綺麗なものにより分けて、50枚ずつ束ねていきます。
それを一枚一枚、丁寧に水洗いして、枯れないように水に浸しておきます。
これで、明日の準備は完了。



それから、みんなで田んぼの草取りをして、気がついたら、あっという間に夕方。
もう、みんな本当にへとへとかと思いきや、スタッフが驚くくらい皆さんエネルギッシュ!
この日は、宿泊していただいた参加者の皆さんに
てんぷらとニュウ麺を作っていただきました。
更にサプライズゲストで、地元で無農薬のお野菜を作っておられるシェフの方から
ほうれん草のキッシュや、本場仕込みのタイ料理、
シェフ・オリジナルの採れたてゼンマイのお料理などたくさんの差し入れをいただき
めちゃくちゃ豪華な食事になりました!
どのお料理も本当に美味しかったです。ごちそうさまでした!!!
あー、また食べたい(笑)。

来月二歳になるという娘さんも、風結いの中を元気に走り回って楽しんでくれていました。
PS.
滋賀県ではNHKさんで、6月30日の夕方6時30分から
27日のちまき作りの模様や風結いの紹介などしていただける予定です!
7月5日(月)朝11時30分頃には、関西一円で放送していただけるそうです!
是非、チェックしてみてください!
PPS.

前回の記事に登場したシュレーゲルアオガエルは白目が金色で
モリアオガエルは白目が赤色とうことでしたが、
この写真を見る限り、下の大きなカエルの目は赤いですよね?
もしかして、これはモリアオガエル??
写真には収められなかったのですが、
田んぼのすぐ隣の杉の木の、高い所に泡状の卵があったので、
もしかすると、もしかするのかもしれません。
いそわさん、どうでしょうか?やっぱり違うのでしょうか?
ここは本当に山の中で、
周りに森はあるけど田んぼはほとんどないような場所なので
昔から名前だけは知ってるモリアオガエルであってほしいなぁ、
という、個人的な希望的観測なのですが。