おてらハプン! in 東光寺

2011年05月04日

おてらハプン! in 東光寺

2011年5月1日~5月5日、守山市にある日照山 東光寺で催された
第四回守山野外美術展「おてらハプン!」に行ってきました。

おてらハプン! in 東光寺

本堂には山本玄匠さん(染織家)による作品が展示されていました。
お寺の持つ強い空間と、玄匠さんの作品の強さがせめぎあいながらも均衡を保ち、
お互いの輝きを補い合い、より鮮やかさを増している様に感じられました。

普段は入ることのできない、仏さまの近くまで見学させてもらい、
年に数回しか公開されないという、十一面観音像を拝顔させていただきました。
十一面観音は本当に優しく、美しく、見つめても見つめても尽きることのない
慈愛に満ちた姿をされていました。

おてらハプン! in 東光寺

お寺の境内には、子どもたちがたくさん遊びに来ていて、
絵を描いたり、ゲームしたり、大人も子供のように歌ったり、踊ったり。
あったかい日だまりの中で、スタッフさんもお客さんも、ほのぼのとゆる~く過ごしています。

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お隣の傾きかけた古民家(スタッフさんで改修されているそう)でも
展示を行っていて、なんとなく懐かしい空間が、おもちゃ箱のような
遊びの空間になっていました。


意味とか目的とかを深く考えてしまう私には、アートってなんだかよく分からない。
でも、近所の子供たちがいっぱい集まって、子どものような大人たちと
ワイワイ楽しそうにしているのを見ていると、本来、お寺とか神社とかは
こうやって人が集うための場所だったんだろうと、感じました。

お寺や神社はコンビニよりもたくさんあるそうです。
それは本来、地域の人が集う場所だったんじゃないのかな。
現在は宗教が生活から遠のいてしまったからなのか、お寺や神社に人は無く、
地域ごとにふれあいサロンなど、より出入りしやすいコミュニティの場が作られています。

お寺や神社を守る人が少しずつ居なくなって、行事が簡略化されたり無くなったり、
宗教に守られていた倫理観や魂の在り処、文化の空洞化が起こっています。




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