中野集落の神事（じんじ）
2012年01月08日
中野集落の神事（じんじ）を見学に行きました。
中野には思子渕神社（しこぶちじんじゃ）という御宮さんがあります。
“シコブチ明神”は、安曇川水系に寄り添う集落に祀られている神様で、
上流の山で伐った木材を筏流しで下流に運んでいたむかしから、
筏乗りの祖神とされています。
今日はその「思小渕さん」にお供えを背負って、お参りに行く行事でした。
男性は伝えられている、決められたお供え物を背負います。
早起きして、お供え物の料理をするのは、もちろん女性達です。
女の子達が、お稚児さんとして一緒にお参りに行きます。
昔はお稚児さんは着物を着て参加したそうです。
近年になって簡素化がすすみ、
集落の方からは、昔を懐かしむ声も聞かれます。
神社までは歩いて向かい、（参道の景観はすばらしいです！）
神社に着くと、背負ってきた物を、お堂に供えます。
みんなでお参りしました。
帰りも来た時と同じように、お供え物を背負い、歩いて帰ります。
神事の事や、その他の御宮さんの行事はとても深い意味があり、
私はまだ何も知らなくて、お伝えすることができません。
「シコブチ明神」は林業に生きる人々が信仰していた神様であり、
地域林業と深い関わりがあります。
今年はこの「シコブチ明神」についてのお話会も開催します。
中野の太子堂
2012年01月06日
2012年 あけまして おめでとうございます 昨年「結びめ」は本当にたくさんの方に出会い、お世話になりました。
ありがとうございました。
今年は新たな飛び立ちの年です。
みなさまとのつながりをより一層大切にし、歩んでいきたいと思います。
よろしくお願いします。
写真は、私達の活動の拠点、安曇川町中野にある「太子堂」です。
かつての聖徳太子信仰を象徴するお堂です。
2月12日（日）には、中野集落の方達が古来より守り続けてきた文化財、
「聖徳太子絵伝」の公開＆絵解き会を予定しています。
関心のある方は、ぜひいらしてください！
