2013年11月3日(日)
マキノ町辻集落にて「シイタケづくり再興」を開催しました。
雨になることを心配していたのですが、
午前中はお天気が良く、気持ち良い秋の日となりました。
多くのお申込みをいただき、定員10名のところ、
最終的に21名の参加者さんに来ていただきました。
朝9時、辻集落のお寺「久昌庵(きゅうしょうあん)」に集合し、
本日のコーディネーターである、辻集落の高屋さんから、
作業内容とグループ分けの説明を聞きました。
シイタケ狩りグループは、
集落の方に教わりながら、シイタケの収穫をお手伝いしました。
整然とならんだほだ木に、大きなシイタケがたくさん出ていました!
伐採体験グループは、チェーンソーの使い方を教わり、
「やまおやじ」と呼ばれるクヌギの伐採に挑戦しました。
危険な作業ですが、集落の方に丁寧にご指導いただき、
参加者全員が、安全に体験を終えることができました。
貴重な体験ができ、みんな感激でした!
ほだ木運搬グループは、切ってあるほだ木を運搬車に積込み、
シイタケを栽培する林まで運び、並べる作業を行います。
運搬車の操作の仕方を、集落の方に教わり、上手く使いこなせるようになった方も。
シイタケを育むのは、雨と風と光。
ほだ木の並べ方と同時に、シイタケづくりの繊細さ、苦労を教わりました。
この林ではシメジやナメコも栽培されています。辻はキノコが豊かです。
薪割り体験グループは、
辻に移住され、地域の方とも関わりの深い小林さんが先生です。
オノや機械での薪割りを体験し、焼き芋もごちそうになりました。
小林さんの家の脇には、クヌギの木があり、たくさんのドングリが落ちています。
最後にみんなでそのドングリをひろい集め、新しいクヌギの苗を育てるために、
種まきをしました。春には芽を出すそうです。
辻集落では、クヌギの森を守るため、
獣害から守りながら苗を育て、森に還す取組みを続けています。
作業の後は久昌庵でお昼ごはんをいただきました。
地域の食材をふんだんに使った、かやくご飯と具だくさん味噌汁、
地域の方が作られたトマト、デザートにはミカン。
辻集落の女性の方達が(おばあちゃんから高校生さんまで参加!)
手作りしてくださった、とてもおいしいお昼でした。
NHKスペシャル「映像詩 里山 ~森と人 響きあう命~」
も上映していただき、シイタケづくりと里山、
人と生き物とのつながりを知ることができました。
イベント開催のために、企画、打合せいただき、
何から何までご用意くださった辻集落のみなさん、
遠い所からお越しいただき楽しんで下さった参加者のみなさん、
本当にありがとうございました。
チラシにもある通り、次回は春に、この続きの体験を開催予定です。
ご関心のある方は、ぜひ遊びに来て下さいね!
※今回、定員オーバーのためご参加いただけなかったみなさん、申し訳ありませんでした。
次回、ぜひご検討ください。