今日は「ちまきづくり体験」です。
風結いに、たくさんの方が集まってくれました。
みなさんに今日の先生、ヒサコさん、エミコさん、トシコさんを
ご紹介し、ちまきづくりをはじめます。
まずはヒサコさんに餅粉(もち米の米粉)のまとめ方を教わります。
ちまきは、白いお餅と赤いお餅の2種類作ります。
白いお餅(餅粉+塩)
赤いお餅(餅粉+こしあん)
こしあんはヒサコさんのお家で獲れた小豆を使ったお手製です!
今年はちびっこがたくさん参加してくれました。
粉をさわるのが楽しそうです。
餅粉に少しずつ熱湯を注ぎ、少しづつまとめていきます。
たくさんお湯を入れてしまうと、ベタベタしてまとまらなくなるので、
少しずつ慎重に!
まとまってきました。
一つにまとまったら、粉っぽさがなくなるように、しっかり捏ねます。
しっかり捏ねたらお餅を等分に分け、カタチを作っていきます。
笹に包みやすい、しずく型にします。
お餅の形ができたら、笹に包む作業です。
昨日、水に浸しておいた笹を、水きりして使います。
しっかり包まないと、ゆでた時にお湯の中でバラバラになってしまいます。
先生の手元をしっかり見て、包み方を教わります。
包み終わったものは、5本ずつ紐で束ねて、茎を揃えます。
白いお餅と赤いお餅が分かるように、紐の色を変えました。
みんなが作業している間にキッチンでは、お昼ごはんの準備が進みます。
今日の伝統料理のお昼ごはん、地域のお母さんたち
(ヒサコさん、エミコさん、トシコさん、ノブコさん)
が腕によりをかけて、こしらえてくれました。
お庭では、昨日、夕飯を作ってくれた参加者のHさんが、
火を熾し、番をしてくれています。
ちまきは、大きなお鍋で10分ほど茹でます。
ちまきが茹で上がったら、お待ちかねのお昼ごはんです。
色とりどりの伝統料理を、みんなでいただきました。
ごはんの後、みんなで簡単に自己紹介をし、今日の感想をうかがいました。
一部、ご紹介します。
大津市Sさん
ちまきづくりは思ったより手間がかかるものでした。
お料理がとてもおいしかったです。
高島市Yさん
1年前、大阪から移住してきました。
今日は、岐阜県の友達の紹介で来ました。
岐阜県Fさん
昨年も前日から参加し、とても充実していたので、今年も来ました。
今回も楽しく、おいしかったです。
大津市Nさん
どんな雰囲気か分からずに来ましたが、みんなでワイワイと
作業できて、とても楽しかったです。
大津市Kさん
ちまきづくりを一度体験してみたくて来ました。
子どもたちに山と里に結び付いた食を食べてもらいたい。
私もそういう暮らしがしたいと思っています。
ちまきの作り方を教えてくれ、お料理を作ってくださった
ヒサコさん、エミコさん、トシコさん。
本当にありがとうございました!
子どもたちは今日も田んぼやお庭で遊びに夢中です。
自然は何よりの遊び相手です。
ちまきづくりに参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
たくさんの方に喜んでいただき、山里の恵みから生み出すことのできる
食べ物と、その知恵を育んできた地域の営みに感謝の気持ちでいっぱいです。
このような自然と知恵を次世代に受け継げるように、
私達は社会を変えていかなければなりません。