秋葉の水で 流しそうめん

結びめ

2011年08月01日 12:00

中野集落にあるおいしい湧水「秋葉の水」
夏ともなれば、手をつけていられないほどの冷たい清流です。

そのおいしい水で流しそうめんをすることになりました。
できるだけ、地産地消、手づくりのイベントを目指します。

地域に生える竹を伐り、地域の子どもたちとも協力して、
そうめん流しと器を作ります。

農家のおばちゃんが育てた、元気な夏野菜を天ぷらに。
天ぷら粉にも、地産の米粉を使います。

湧水で作ったかき氷には、
中野のお姉さん達、手づくりのシロップをかけて。

おいしく冷たい湧水で、夏を満喫しにいらしてください!




秋葉の水で 流しそうめん

日時:8月20日(土)
   12時~18時(出入り自由)

場所:秋葉の水の周辺
    (滋賀県高島市安曇川町中野)

料金:おとな 500円
   こども 100円

※一部、有料のメニューがございます。
 詳しくはチラシをご覧ください。

※雨天中止

※お申込は不要です。当日会場にお越しください。

 
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秋葉の水のゆらい 

 安曇川町中野集落には、「あまりの冷たさに瓜もわれてしまうほど」
と昔から親しまれてきた湧水があります。
 水道が整備されるまでは人々の生活を支える水として、
なくてはならないものでした。

 昭和30年代には、ここを水源として水道が各戸へ引かれ、
人々の生活を支えてきました。
 平成の時代を迎え、各戸の使用水量が増えることにより、
新たな水道の水源が別の場所に求められ、
平成10年に水道水源としての役割を終えました。

 その後は、水源地にコンクリートのフタがかけられ、
湧き出る水は側溝へと流れ出るだけになっていたのですが、
この貴重な湧き水をかつてのように汲み取りたいと言う
住民の願いがありました。
 そこで、平成16年、この願いを受けて塞がれた水源を復元し、
みんなが親しみをもって水に接せることができるように、
「秋葉の水」が整備されました。

 この清らかな水に親しみ、大切に守っていくことが、
コミュニティの絆を深め、資源を受け継いでゆくことに
つながればと願っています。


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